この章では、広島みらい創生高等学校の一面をQ&Aの形で伝えていきます。
Q1
広島みらい創生高等学校の校章にはどのような意味があるの?
A1
「創生」の文字を中心にすえ、その周りに広がる葉とその下に流れる穏やかな波により、本校の生徒一人一人が、自分自身や地域のために、夢や希望、目標を持って主体的に行動し、新しい流れを生み出していってほしいという願いを表しています。
葉が、「発信」「広がり」「躍動」を表現し、波は「穏やかさ」「豊かさ」「しなやかさ」を表し、校章としての親しみやすさ、優しさや温もり、やわらかさをデザインに生かしています。
また、葉の形は広島県の県の木である「モミジ」のイメージを、波は広島市内を流れる美しい川と、瀬戸内海の穏やかで豊かな波をデザイン化したもので、本校が広島県と広島市の共同整備により誕生したことを象徴したものです。
Q2
広島みらい創生高等学校の校歌がCDで聴くことができるって本当?
A2
広島みらい創生高等学校の校歌は、第1期生の生徒、保護者そして教職員から集まった歌詞に入れたいフレーズを、「ひろしま文化大使」でヴィオラ奏者として活躍されている沖田孝司氏に託し、作詞・作曲していただいたものです。そこには、今を生き、自ら明日を切り拓き、創っていくという広島みらい創生高等学校に集う生徒の皆さんの想い・願い・誓いが込められています。
この歌は、広島みらい創生高等学校の生徒だけではなく、広く多くの方にも口ずさんでもらいたいという沖田氏の思いもあり、沖田氏が代表を務める「マイ・ハート・コンサート推進委員会」が作成したCD「tomorrow from HIROSHIMA」に収録されています。
Q3
広島みらい創生高等学校の正門からは車が入れないって本当?
A3
みなさんがかつて通われた学校で、少し小高い場所に学校があった場合などは、学校へ入る門は一つしかなかったというケースが多いのではないでしょうか。
その場合、朝の通学時間帯では、徒歩や自転車で登校する生徒と自家用車やバイクで通勤してくる教職員が狭い門のところで一緒になり、接触事故とはいわないまでもヒヤッとする場合があったという人も少なくないのではないでしょうか。
街中にあり、東西南北の道路に面しているところに複数の門を設置している学校でも、生徒と教職員が利用する門が同じ場合は、同様なことが起こりやすい。
広島みらい創生高等学校では、東側と南側に計4つの門を設けていますが、そのうち、一番便利のよい東側にある正門は徒歩と自転車のみしか使えず、車は出入りできない仕組みになっています。このため、朝の通学時間帯でも徒歩や自転車の生徒・教職員は正門から入校することができますが、自家用車等の教職員は南門からしか入校できません。
ちょっとした工夫ではありますが、安全という点での効果は大きいといえます。
Q4
広島みらい創生高等学校にマスコットキャラクターがいるって本当?
A4
広島みらい創生高等学校には、校章をモチーフにデザインされた「みらいちゃん」というスクールマスコットキャラクターがいます。
「みらいちゃん」のプロフィールは次のとおりです。
【性 別】なし
【種 族】広島みらい創生高等学校で生まれた妖精
【好 物】食堂のからあげ
【体 重】からあげ5個分
【一人称】みらいちゃん
本書ではその姿を載せることはできませんが、「みらいちゃん」は、校内の掲示物や学校案内などによく登場します。とても愛らしい姿で、令和4年度の文化祭では、「みらいちゃんのいる生活」をモチーフとしたフォトコンテストなども行われました。
ちなみに、「みらいちゃん」の右耳は「波」、左耳と尻尾は「葉」を表しています。
広島みらい創生高等学校に来た時には、ぜひ探してみましょう。
Q5
広島みらい創生高等学校で,全国大会で3位になった部があるって本当?
A5
令和5年度末段階で、広島みらい創生高等学校には,次のとおり運動部と文化部を合わせて全部で13の部があります。
陸上競技部,バドミントン部,ソフトテニス部,卓球部,バレーボール部,軟式野球部,バスケットボール部,野外活動部,ボランティア部,放送部,文芸部,ESS,演劇部
部活動は,全日制の課程の高等学校のように,毎日活動するわけではありませんが,平日登校コースと通信教育コースの生徒が一緒になって練習に取り組んでいます。
このうち,軟式野球部が,令和4年度の「第69回全国高等学校定時制通信制軟式野球大会」で準決勝まで進み,結果はこの大会で優勝した天理高等学校に敗れはしましたが,堂々の全国3位となりました。
軟式野球部の他に,令和4年度には,卓球部,陸上競技部,バドミントン部も全国大会に出場しています。また,正式な部ではありませんが,テニスで「第62回中国高等学校テニス選手権大会」に出場した生徒もいます。
やりたいことに思う存分チャレンジできる学校ならではの成果だと思います。