広島には「みらい」があるじゃん

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4-3 平日登校コースの学習時間帯


 それでは、広島みらい創生高等学校の平日登校コースでは、学習時間帯はどのようになっているのでしょうか?

 次の表は、広島みらい創生高等学校の平日登校コースの日課表です。広島みらい創生高等学校の平日登校コースでは、朝8時50分~夜9時10分まで11時限の授業を行っています。

 生徒は、4年間での卒業を目指す場合は、基本的には、午前の学習時間帯(1時限~4時限)か夜間の学習時間帯(夜1時限~夜4時限)のいずれかの時間帯に登校し、授業を受けることになります。3年間での卒業を目指す場合には、さらに午後の5時限~7時限に配置している科目の授業を受ける必要があります。

 このように3年間で卒業を目指す場合には、午前から午後にかけて、あるいは午後から夜間にかけて1日6時間程度授業を受ける必要があります。午前から午後にかけて1日6時間授業を受ける場合は午前8時50分から午後3時30分、7時間授業を受ける場合は午前8時50分から午後4時30分までとなるので、これは、全日制の課程の高等学校に通学している生徒が学校で授業を受ける時間帯とほぼ一緒です。

 ただし、全日制の課程の高等学校の場合は、月曜日から金曜日まで毎日6時間あるいは7時間の授業があり、卒業までにほぼ90単位を修得しなければならない(第1章の「高等学校の3つの課程」(1-2)を参照)のに対し、広島みらい創生高等学校の場合は74単位でよいので、次の時間割のBさんのように、選択する科目・科目数等によって、週の3日間は6時間授業、2日間は午前中だけの授業とすることもできます。

 また、どうしても週のうち3日間は午前中だけで授業を終わらせたいという場合は、授業の人数に余裕があれば、午後の授業の代わりに、夜間の学習時間帯の授業に出席するということもできます。

 このように広島みらい創生高等学校の場合は、3年間で卒業を目指す場合も、全日制の課程の高等学校と違って、月曜日から金曜日まで毎日朝から夕方まで学校に拘束こうそくされるということがなく、また、部活動も毎日でないことが多いので、放課後等の空いた時間を趣味や習い事、アルバイト、受験勉強などの時間に効率よく使うことができます。

 実際、将来、専門学校へ進学するための資金を貯めるためにアルバイトを頑張っている生徒や、校内の自習スペースを使って大学進学に向けて受験勉強を頑張っている生徒など、自分の夢の実現のために時間をうまく使っている生徒がたくさんいます。

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