広島には「みらい」があるじゃん

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6 広島みらい創生高等学校の部活動


  「第7章 広島みらい創生高校Q&A」のQ5で広島みらい創生高等学校の部活動について紹介しました。

 そこでは、令和5年度末までの情報を簡単に紹介しました。ここでは、そこで紹介できなかった情報やそれ以降の情報をお伝えしたいと思います。

 通信教育コースの生徒へ様々な情報を伝えるために毎月発行(合併号の時もあり)されている「みらい通信」の「NO.75(令和7年5月号)」には、次の8つの運動系の部と6つの文化系の部、合わせて14の部が紹介されています(部活動については、広島みらい創生高等学校ホームページ「学校生活」(https://x.gd/5pLbt)も参照)。

陸上競技部,バドミントン部,ソフトテニス部,卓球部,バレーボール部,軟式野球部,バスケットボール部,野外活動部,ボランティア部,放送部,文芸部,ESS,演劇部、音楽部

 このうち、音楽部は、「第7章 広島みらい創生高校Q&A」の原稿を書いたときにはなかった部で、それ以降にできた新しい部です。令和6年度の「学校案内」の「令和5年度 主な進路先」を見ると、エリザベト音楽大学や大阪音楽大学など、音楽系の大学への進学者もいるようです。校内で音楽好きな生徒が増えてきたため、彼らの要望で新しい部が立ち上がったのかもしれません。

 広島みらい創生高等学校の部活動は,全日制の課程の高等学校のように,毎日活動するわけではありませんが,平日登校コースと通信教育コースの生徒が一緒になって活動しています。学び方が違う2つのコースの生徒たちが一緒に活動できることは、他の学校では経験することができない魅力の一つだと思います。

 広島みらい創生高等学校の部活動の顧問は、それぞれのコースに配置されているので、いつでも気軽に相談することができます。ただし、所属できる部の数は2つまでで、複数の体育系の部へ同時に所属することはできないことになっています。

 そして、令和6年度の全国大会には、ソフトテニス部、バスケットボール部、卓球部、バドミントン部、陸上競技部が出場しました。このうち、バスケットボール部は、創部以来、初めての全国大会への出場となりました。バスケットボール部は、部員が少ないため、いつも練習には何人かの顧問の先生がつきそい、時には生徒相手にミニゲームなども行っていました。初戦突破とはなりませんでしたが、本年度はぜひリベンジしてもらいたいものです。

 また、広島みらい創生高等学校には、「四丁目菜園」という少し変わった活動もあります。学校に畑があるの?と思われるかもしれませんが、学校の東側の正門の近くに小さな畑があります。本来その場所は、畑として予定していた場所ではないので、畑をつくるために、生徒たちはそこにあった石やコンクリートの破片などを取り除き、硬い土を耕して整備していきました。そこで野菜やさつまいもなどを育て、収穫後は地域の方などに配布しています。生徒同士だけではなく、生徒と地域の方々とのよい交流の機会となっています。

 その他、これまでに、全国高等学校ワープロ競技大会や全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表会などに出場した生徒もいます。やりたいことに思う存分チャレンジできる学校。それが広島みらい創生高等学校です。

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